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高付加価値化への素材 集結
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フィルムテックジャパンなど7展示会が行われる(22年12月の高機能素材Week)
関西高機能素材Weekは「関西フィルムテックジャパン」「関西プラスチックジャパン」「関西メタルジャパン」「関西セラミックスジャパン」「関西接着・接合EXPO」「関西コーティングジャパン」「関西サステナブルマテリアル展」の7展示会で構成される。5月に大阪(インテックス大阪)、12月に東京(幕張メッセ)で年2回行っている。
材料メーカーをはじめ加工技術や製造装置、検査関連技術などが集結。機能性フィルム、プラスチック、複合材、金属、セラミックスなど製品の高付加価値化に欠かせない素材とその関連技術が展示される。
さまざまな素材や製品を実際に見て比較検討することができるため、研究、開発、設計、製造担当者にとって貴重な機会となる。今回は中国や韓国などの海外パビリオンも予定されており、同時開催の関西Photonixと合わせて約300社、1000製品が出展する。
フィルムテックジャパン
機能性フィルムは電機、自動車、建材、医薬品、食品包装などさまざまな分野で活躍している。会場ではエレクトロニクス向けから包装パッケージ向けまで、幅広い種類の高機能フィルムが出展する。塗工機や成形加工機械、検査・測定・分析機器、クリーン・静電気除去など関連技術も紹介される。
セラミックスジャパン
高機能セラミックスやセラミックス基複合材料(CMC)、各種セラミックス原料から、工業炉、熱処理、粉体加工などの製造加工技術まで展示される。3次元(3D)プリンターによる製造手法も、セラミックス部品・部材の用途拡大につながると期待される。
講演・セミナー45実施 聴講=無料/事前申し込み制
会期中は講演やセミナーが全45講演行われる。17日10時からは高機能素材Week特別講演として、泉谷渉産業タイムズ社会長が「電子デバイスは120兆円の巨大市場を構築し高度成長を狙う」を講演する。
同じく17日10時からメタルジャパン専門セミナーの「アルミニウムリサイクルの現状と今後の取り組み」も行われ、森山勉日本アルミニウム協会技術部門参与が登壇する。
環境配慮パッケージやリサイクル材料などが集結するサステナブルマテリアル展の特別講演では、19日10時から「プラスチック資源循環法の概要と最新の動向」を水谷努環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室長兼循環型社会推進室長が講演する。
講演やセミナーの会場は展示会場内でAーDがある。聴講は無料で、事前申し込みが必要なる。出展社による新技術の紹介は申し込み不要。詳細はホームページへ。