トピックス一覧
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トピック
9月の工作機械受注、11%減 9カ月連続マイナス(2023/10/27)
日本工作機械工業会(日工会)が26日発表した9月の工作機械受注実績(確報値)は、前年同月比11・2%減の1339億4200万円と9カ月連続で減少した。前月比は16・7%増と2カ月連続で増加した。稲葉善治日工会会長(ファナック会長)は市場環境について「現段階では
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7―9月期の産ロボ受注、31%減1610億円 17年以降で最低(2023/10/27)
日本ロボット工業会は26日、2023年7―9月期の産業用ロボットの受注額(会員ベース)が前年同期比31・8%減の1610億円だったと発表した。7―9月期に限れば、17年以降で最も低い金額となった。生産性向上や人手不足対策などを背景に自動化需要は根強いものの、世
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DMG森精機の1-9月期、営業益33%増 工程集約機好調(2023/10/26)
DMG森精機が25日発表した2023年1―9月期連結決算(国際会計基準)は、売上高が前年同期比14・2%増の3801億円、営業利益が同33・1%増の356億円だった。5軸加工機や複合加工機などの工程集約機を中心とした付加価値提案の推進で粗利益が改善。円安の影響
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速さで市場切り開く ブラザー 小型MCの挑戦(下)即納に応える生産体制(2023/10/26)
高速加工を得意とするブラザー工業の小型マシニングセンター(MC)「スピーディオ」。機械自体だけでなく、納期のスピードも売りだ。一般に数カ月はかかるところ、スピーディオは「標準納期は3カ月。調子がいい時は2カ月ぐらい」(星真専務執行役員)。
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ニデック、M&A継続 赤字会社を短期間で再建 工作機械の機種拡大(2023/10/25)
ニデックの永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)は24日、規模を拡大している工作機械事業について「大まかな工作機械は全部そろえた」とした上で「あと少し行く場所がある。それも買収等によってそろえる」と述べ、引き続きM&A(合併・買収)を進める方針を明らかにした。
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ホーコス、大型切りくず圧縮機を発売 毎時100㎏処理 アルミ切削工場向け(2023/10/25)
ホーコス(広島県福山市、菅田雅夫社長)は、切りくず圧縮機の大型タイプを発売した。従来機の5倍となる1時間当たり100キログラムの切りくずを処理できる。アルミニウムの切りくず向けで、順次、鉄や樹脂などほかの素材向けも市場投入する。価格は消費税別で1200万円。年
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小型工作機械受注、7―9月期23%減 調整局面続く(2023/10/25)
日本精密機械工業会(日精工)がまとめた7―9月期の小型工作機械の受注実績は、前年同期比23・4%減の310億8137万円だった。3四半期連続で前年同期実績を下回った。そのうち輸出も同21・5%減の203億9763万円と、3四半期連続で減少した。金利の引き上げや
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速さで市場切り開く ブラザー 小型MCの挑戦(中)周辺機器と協業推進(2023/10/25)
日本工作機械工業会によると2022年の工作機械受注額は1兆7596億100万円。10年前の13年から約58%増えた。途中に波はありながらも、日本の工作機械業界の受注はここ10年で着実に拡大した。それに対し、13年度に主軸30番の小型マシニングセンター(MC)「
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SIer最前線/山田マシンツール 刻印前後工程を自動化(2023/10/24)
山田マシンツール(東京都台東区、山田雅英社長)は、工業製品に名前や番号を刻印するマーキング作業の自動化支援業務に乗り出した。マーキングの自動化に加えて、加工対象物(ワーク)の搬送・搬出など前後工程の自動化までをサポートする。製造業の人手不足に伴う自動化需要を取
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速さで市場切り開く ブラザー 小型MCの挑戦(上)大量生産の横型へシフト(2023/10/24)
工作機械を成長の軸に―。主力事業のプリンター市場の縮小が避けられない中、中期戦略で工作機械事業を成長エンジンに据えるブラザー工業。18―21日にポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催された工作機械見本市「メカトロテックジャパン(MECT)2023」では、主軸
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インタビュー/三井物産マシンテック社長・片岡健太郎氏 産ロボで人手不足打開(2023/10/23)
三井物産マシンテック(東京都港区、片岡健太郎社長)は、製造業の人手不足対策に経営資源を集中投下している。初のショールームとなるロボットの実証施設を都内に開業し、専門のエンジニアを配置した。機械商社として機械加工の顧客を深掘りしながら、同じく人手不足に直面する食
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日本レヂボン、鋼材向け網状砥石投入 平面研磨の精度向上(2023/10/23)
日本レヂボン(大阪市西区、村居浩之社長)は、鋼材向けの網状のオフセット砥石(といし)「スパイダーネット=写真」を23日に発売する。板金加工の平面出しなど仕上げ加工に向く。放熱しやすい形状としたことで研削焼けを抑制でき、平面研磨の精度向上が見込める。価格は1枚3
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タンガロイ、工具交換を大幅時短(2023/10/23)
タンガロイ(福島県いわき市、木下聡社長)は、ヘッド交換式自動盤用工具「モジュ・ミニ・ターン」に10ミリメートル角シャンク仕様の「QC10シリーズ」を追加して発売した。消費税込みの価格は主な型番の「QC10―JSCL2CR06―CHP」が4万2570円から。18
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中村留精密工業/全軸サーボ駆動の機内搬送装置(2023/10/23)
中村留精密工業は素材供給と完成品の取り出しを自動で行う機内搬送装置「コンパクトローダー」にサーボタイプを追加し発売した。工場の高さ制限を受けにくい省スペースという利点はそのままに、顧客の要望に応えて全軸をサーボ駆動にすることで位置決め精度を高めた。加工対象物ご
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MECT2023/工作機械、未知の領域挑む 新機軸で市場開拓(2023/10/20)
工作機械関連メーカーが新たな技術や施策をもとに市場開拓を図っている。名古屋市港区のポートメッセなごやで開催中の工作機械見本市「メカトロテックジャパン(MECT)2023」では、新機軸を打ち出す出展者の姿が目立つ。未知の領域に挑む各社の取り組みを追った。
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MECT23、最新技術が集結 製造現場をDXで省人化(2023/10/19)
デジタル変革(DX)で省人化―。製造業の現場で人手不足が課題となる中、工作機械メーカーはDXなどを用いた解決策の創出にしのぎを削っている。工作機械の操作の難易度を低くしたり、加工対象物(ワーク)の搬送を自動化するロボットとの接続や操作をしやすくしたりする技術開
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エンシュウ、独SWと提携 EV部品向けMCで協業(2023/10/19)
エンシュウは18日、名古屋市内でドイツの工作機械メーカーのシュヴェービッシュ ヴェルクツォイクマシーネ(SW)との協業内容を発表した。エンシュウは、SWが欧州や中国で電気自動車(EV)の部品加工向けに多くの実績を持つ複数主軸の横型マシニングセンター(MC)の日
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岡谷鋼機、物流の自動化支援 ハード・ソフト一貫提供(2023/10/19)
岡谷鋼機は物流工程の自動化支援事業を開始した。自動車メーカーや自動車部品メーカーをはじめとした製造業や倉庫業向けに展開する。無人搬送車(AGV)や無人フォークリフト(AGF)などのハードウエアと、統合業務パッケージ(ERP)といったソフトウエアを連携。総合的な
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聖和精機、新型粗加工用工具ホルダー投入 全長10%短縮・高剛性(2023/10/19)
聖和精機(鳥取市、泉谷佳子社長)は、従来品より全長を約10%短くして曲げ剛性を高めた粗加工用工具ホルダー「NEWハイデュアルチャック=写真」を、2024年1月中旬に発売する。価格は消費税抜きで6万5000円―9万円を予定。24年度中に500台の販売を目指す。
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スギノマシンが新型機 EV大型部品向け加工機・洗浄機披露(2023/10/19)
スギノマシン(富山県滑川市、杉野良暁社長)は18日、電気自動車(EV)向け大型部品に適した加工機と洗浄機を公開した。名古屋市で開催中の工作機械展示会「メカトロテックジャパン2023」で、7月に発売した大型部品加工機「ギガフィーダ」の実機を初披露したほか、新型部
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