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ジグエンジニアリング株式会社

〒004-0003 北海道札幌市厚別区厚別東3条6丁目5-15

「磁石」じゃ無く「比重」なら、こんな分別回収が出来ます。

  • 湿式比重選別機TACUBJIGのご案内です。

    現状のリサイクルプラントでは、磁石につく「鉄」は鉄単体としてとれるので、リサイクルは容易である。磁石につかないアルミと銅を分別回収するために、シュレッダーから出てきた非金属類を弊社湿式比重選別機に入れる。または、プラスチックとガラス(廃棄太陽光パネルのような)を、最終処分場に行く前に、弊社湿式比重選別機に入れる。弊社湿式比重選別機は、比重の差で分けるので、例えばアルミと銅、プラスチックとガラスをそれぞれ分けて、個々に回収することが出来る。これにより、さらにリサイクル可能な品目が増える。

    分別回収してリサイクル出来る物が、希少で高価なものであれば、弊社湿式比重選別機を導入すると、導入した企業は収益が向上し、弊社も機械売却益、使用方法コンサルタント料金等が得られ、お互いにWinWinの事業である

     

 「湿式比重選別」の歴史は古く、イギリスの産業革命の頃には、石炭の選別用として機械の原型が出来ており、現在も各国の選炭工場で稼働している。簡易な選別には、「磁力選別、渦電流選別、風力選別、篩い分け選別」といった乾式選別技術が広がった。風力選別は、乾式の比重選別であるが、湿式比重選別より、非常に精度が悪い。その理由は、「サラサラ」の度合いの違いである。風を使って比重選別を行うと、少しの隙間を、風の殆どが吹き抜けてゆくやめ、その周りだけ変化して、ほかの大部分は変化しない。水の場合は、少しの隙間では水が通りきらないため、ほかの部分も巻き込んで流れてゆく。そのため選別する物の大部分で変化が起こる。

この現象のため風力等乾式より、湿式の方が高精度化、大容量化が容易である。