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高度な技術 見て体験
77の企業・団体が集結
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試作・開発に欠かせない製品・技術が集まる(2022年開催の会場)
この展示会は、切削やプレス、研磨などの精密加工や微細加工に特化した「微細・精密加工技術展」と、試作分野に焦点を絞った「試作市場」が同時開催される。会場では例年、特設ゾーン「3Dプリンタゾーン」が設けられ、3Dプリンターを用いた試作・少量生産のサポート事例などを紹介する。試作・開発における充実した商談が期待される。
新型コロナ感染拡大により顧客ニーズが変動していく中、新たな事業の柱の育成に、製品開発や研究開発に力を入れている企業も多い。開発する過程で、試作や微細・超精密加工のニーズは高まっている。
同展示会では、出展者が独自の加工技術や製品を出展し、持てる技術の優位性をアピールする。来場者にとって高度な技術を実際に見て体験できるまたとない機会。開発課題を解決する糸口となりそうだ。
会期中は特別講演や出展者によるプレゼンテーションが実施される。21日13時ー14時に日本ツクリダス代表取締役の角野嘉一氏が登壇。「『DX推進で町工場を元気に』~ステップアップ式デジタル化の実践事例~」をテーマに話す。
また22日13時ー14時ではクロスエフェクト代表取締役の竹田正俊氏が「『最速を意識したDigital Manufacturing』~開発工程で求められるサイバーフィジカルなものづくり~」と題して発表する。
出展者のプレゼンテーションは2日間で6件の実施が予定されている。21日11時ー11時20分に3D Printing Corporation(横浜市鶴見区)が「1日から出来る!カーボンファイバーと金属パーツの高速試作から少量生産まで」をテーマに、発表。カーボンファイバーと金属3Dプリンターを活用したアルミ相当の部品の試作に対応した自社の事例について話す。
同日15時ー15時20分には、新日本テック(大阪市鶴見区)が「ダイヤモンド金型部品による金型の長寿命化」と題して、切刃に焼結ダイヤモンドを使用したダイヤモンド金型部品を紹介する。22日15時ー15時20分からはオプトピア(川崎市高津区)が「レーザ及びエッチングによるガラス微細加工」というテーマで発表する。
このほか、「『たくみ』の試作支援事業とは?」「工苑における試作開発事例」「超精密レーザクラッド技術の紹介」などの内容が予定されている。
さらに会場内では来場者と出展者のマッチングシステム「この技と~まれ!」も実施する。このシステムは来場者からの「こんな加工ができるところはないか」「こんな製品はないか」「技術提携できるところはないか」などといったニーズに対応し、展示会事務局が来場者と出展者とをマッチング。商談のセッティングを手助けする。
モノづくりにおける技術的な課題解決だけでなく、来場者と出展者の出会いの場を生み出し、ビジネス機会の拡大に貢献している。

公式サイトはこちら:https://biz.nikkan.co.jp/eve/sb/
