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安定化電源&電子負荷
TECHNOーFRONTIER2024/電動化・再生エネー安定化電源 身近に
エレクトロニクスとメカトロニクスに加え、生産技術に関連する領域の最新技術と製品が集結した「TECHNOーFRONTIER2024」が、日本能率協会主催で7月24日から3日間、東京・有明の東京ビッグサイト東展示棟で開催された。開催に先立ち、電気系モノづくりYouTuber(ユーチューバー)のイチケンさんが、同展アンバサダーに就任。展示会では「イチケンラウンジ」を設けた。
イチケンさんは電子工作の面白さを動画配信サイト「YouTube(ユーチューブ)」で発信している。約43万5000人がチャンネル登録している。
電子工作に欠かせない安定化電源やオシロスコープといった電気測定器の情報も番組を通じて伝えている。
初日のイチケンラウンジは「安定化電源・電子負荷」をテーマに、菊水電子工業やクロマジャパン、エヌエフ回路設計ブロック、テクシオ・テクノロジーなど合計6社を対象にしたイチケンさんとの対談企画。
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大勢の来場者で賑わったイチケンラウンジ
イチケンさん独自の視点で各社製品の特徴、保有している技術を引き出し、業界トレンドや各社の情報を発信した。ラウンジは大勢の来場者で賑わい、モノづくりに欠かせない安定化電源と電子負荷を身近に感じ取ることができた。
会期後にイチケンさんは「イチケンラウンジを初開催し、予想より多くの来場者が足を運んでくれた」と感謝する。
「安定化電源・電子負荷は、産業用のスイッチング電源などとは異なり、試験用電源というニッチなジャンル」と話し「自動車をはじめ農機や建機などの電動化の動き、再生可能エネルギーの推進が影響している」と分析する。
そして「企業の取り組みや製品の魅力、技術力と熱い思い、サービス・サポートの満足度、顧客との信頼などを、参加した企業から強く感じることができたことは大きな宝物」と喜ぶ。